トイレ監禁の次男「試食で腹満たす」 母は目の前で酒飲み鍋料理(産経新聞)
母親と交際相手の男が、当時中学3年生だった次男(15)を自宅トイレに11日間監禁していた事件で、次男が警視庁光が丘署に「昨年11月以降、まともな食事を与えられなかった。スーパーマーケットの試食で腹を満たすこともあった」と説明していることが4日、同署への取材で分かった。次男はさらに、「母親らは目の前で酒を飲み、鍋料理や肉料理を食べていた」などとも話したという。
同署によると、当時14歳だった次男は身長約165センチだったが、同学年の男子と比べてかなりやせて肋骨(ろっこつ)が浮き出ており、手足も細かった。保護した時点で体重は40キロ未満だったとみられている。
同署の調べでは、監禁容疑で逮捕された母親の中島まゆみ容疑者(47)と川崎輝久容疑者(34)が交際を始めて1カ月が経過した昨年8月ごろから、次男は台所で1人で寝食をするように言われ、疎外されるようになったという。
さらに同年11月以降は、中島容疑者らは次男に食事を作らず、自分で作って食べるように言いつけていたといい、次男はおもに食パンだけしか与えられていなかった。
次男は保護された際、頭や鼻を骨折していたほか、左腕にも古い骨折の跡があった。同署は両容疑者が次男に対し、暴力を振るう虐待を繰り返したほか、ネグレクト(育児放棄)を続けて肉体的・精神的に衰弱させていった可能性があるとみて捜査している。
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さらに同年11月以降は、中島容疑者らは次男に食事を作らず、自分で作って食べるように言いつけていたといい、次男はおもに食パンだけしか与えられていなかった。
次男は保護された際、頭や鼻を骨折していたほか、左腕にも古い骨折の跡があった。同署は両容疑者が次男に対し、暴力を振るう虐待を繰り返したほか、ネグレクト(育児放棄)を続けて肉体的・精神的に衰弱させていった可能性があるとみて捜査している。
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2010-06-11 17:02
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